松岡 一樹

自由に楽しく。積極性があればどんどん未来は拓ける。

-シオヤの最初の印象と、入社した決め手は？

第一印象は「アットホームな会社」でした。いろんな企業に面接に行きましたが、そのほとんどは企業自体の説明しかされず、働いている人達の顔がよく見えなかったんです。逆にシオヤは、上役の人達がご自身のエピソードを楽しそうに話してくれました。それで「仕事に追われている」という印象を受けず、ワーク・ライフ・バランスが良さそうだと思って入社を決めたんです。

入社後もギャップは感じませんでしたが、思った以上に自由な社風でしたね（笑）。逆に言えば放任主義で、研修や具体的な指示もなく、「先輩の背中を見て育て」という感じでした。そこで自分から先輩にお願いして、客先や社内で日々どんな事をしているのかを見せてもらいました。そうして自発的に営業の基礎を学びました。

チャレンジ精神で
新たなステージに飛躍！

-入社から現在までのキャリアについて

最初は名古屋本社で２年間勤めて、次に北海道支店に転勤しました。本社では雑務がメインで、主に先輩に頼まれた製品の試験を行っていました。自社製品、他社製品の違いや性能について徹底的に調べるのですが、 内勤が多く営業に出られる機会が少なかったので徐々に焦りが出てきました。先輩に営業関連の提案をしても否定されたり却下されることが多く、悶々としてしまう時期もありましたね。そんな頃に「北海道支店に行ってみないか？」と打診され、チャンスと思って飛び込んだんです。

北海道支店では、本社とは一転して「自由に客先を回ってきなさい」と言われました。上司が「商談が取れなくてもいいから」と送り出してくれて、営業方法のアイデアなども自由に試させてくれました。仕事のやらされている感がなくなり仕事に対するやりがいも持てがぜん楽しくなり、当初の予定の３年を延長して４年半勤務させてもらいました。
本社で基礎や製品の知識を学んで、北海道でそれを応用した形ですね。今思えば、上司がそういった形でステップアップできるように見守りながら誘導してくれていたんだと思います。当初は本当に独り立ちできるのかどうか、不安になることもありましたが、そういった下積みが今に生きています。

そうやって自分なりの営業スタイルを確立して、本社に戻ってきました。そして今は、まだLCR※が普及していない米穀業界の開拓を任されています。「この人はできそうだ」と見込まれると大きな裁量を与えてくれるので、やりがいは非常にあります。

今は社内でも中堅になりつつあるので、こうした経験を生かして後輩に頼られる先輩になりたいですね。シオヤも入社当時とは変わって研修プログラムを充実させつつあるので、それらも含めてサポートできます。

※LCR：破れにくく、積みやすいコストパフォーマンスに優れた、日本でも採用数が増えているシオヤ製品のコンテナバッグ

自主性を発揮して結果を出せば、プライベートも充実！

-入社前のイメージと実際のシオヤとの違いは？

先にも言いましたが、予想以上にフリーダムでした（笑）。かなり自主性を求められますが、そのぶん社員を信頼して十分な権限を与えてくれます。反面、定型のスケジュールや決まった営業パターンはないので、いかに効率よく動いて結果を出すか、創意工夫が必要となります。ですが結果さえ出していけば、残業はほぼ無いし上司からも「しっかり休め」と言ってもらえるので、プライベートも充実できます。

また、取引先から無理難題を言われるような事もなく、これはシオヤの製品に価値を感じて頂けているためですね。一部上場企業のクライアントも多く、そちらとも対等にお取引できるので、そういった面でのストレスやプレッシャーも低いです。

良いアイデアや企画は分け隔てなく採用。やる気を出せば報われる。

-仕事にやりがいを感じた瞬間は？　

お客様に私自身を気に入って頂けたときですね。「松岡君だからお取引したい」と言われると、とてもうれしく思います。特に北海道支店にいた頃は、地域性もあってか「顧客と企業」というより友人のようにお付き合いして頂けました。素の自分でフランクに接することができ、「シオヤならこういうスタイルで仕事ができるんだ」と感激しました。しかも、それが確かに実績に繋がっていくんです。

また、製品の良さを理解して頂けたときも非常にやりがいを感じました。特に私のアイデアで始めた画像や動画を使ったプレゼンは「LCＲの特性やメリット」がよくわかるとご好評で、今や営業職全員がタブレットを携えるまでになりました。こうしたアイデアや企画をどんどん採用してもらえるのも、モチベーションのアップに繋がっています。